ハンデのある方のための転職先の探し方・・・急募と、複数名募集に注目する

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2017年6月10日 by bizura

あなたが東京大学やハーバード大学を卒業し、有名企業に入社後も、早くから管理職に登用され、経歴・実績ともに輝かしいものであれば、この記事は何の役にも立たないので、読む必要はない。

また上記ほどではなくても、海外のMBAを持っているとか、ヒット商品を出したことがある、敏腕営業マンであるなど・・・何かアピールできる才能がある人も、実力で転職戦線を勝ち抜ける可能性が高いので、この記事を読む必要はないだろう。

しかし、実力がない、学歴がない、華がない、転職が多い、中高年である、パッとしない・・・様々な理由でハンデの多い人はどうしたら良いだろうか?そんな人が自分の経歴を活かしつつ、転職を成功させる方法はないのだろうか?

私は以前に、転職が決まらない時の、転職先の探し方として、「軸足を変える」という方法を提案した。それは夜勤の仕事を探したり、郊外の企業の求人を探すといった、「応募の少なそうな案件」に注目するという手法であった。

しかし今回は、また別の観点から「ハンデのある方が転職戦線を突破する方法」を紹介したいと思う。

こうして、「ハンデのある方が転職戦線を突破する方法」・・・と簡単に書き出してはみたが、実際にはそれは簡単に実現できることではない。なぜならどの企業も「優秀な人」が欲しいのであって、「実力のない人」は必要ないからだ。

しかし裏技が全くない訳ではない。そのポイントは「募集をする企業の立場に立って考えてみる」である。

転職に際しては、どの企業でも、必ず「書類選考」と「面接試験」が実施される。「書類選考」と「面接試験」のない採用試験はない。

しかしここで要求される水準と言うのは、募集企業によって、または募集するポストによって、大きな開きがあることに注目しなければならない。例えば、経営幹部の採用試験は、一般の営業社員の採用試験よりは、はるかに高い基準で、学歴、業務知識、業務経験が求められる。また逆に契約社員の採用試験では、それほど高い学歴や経験は要求されず、ビジネスマナーや常識を備えているかをチェックする程度だったりする。

それから転職では、中高年で管理職経験のない人は、ビジネスマンとしての才覚に疑問符が付けられるため、まず「書類選考」を突破することがかなり困難になる。したがって中高年で管理職経験のない方が、同じ業界で同じような職種を見付けるのは、不可能とまでは言わないがかなり難しいのである。それで中高年向けの求人では、タクシー運転手だったり、警備員だったり、介護職だったりと、いきなり畑違いの求人が急に増えてくるのである。

ではハンデのある方は、自分の経歴を活かしつつ転職することはできないのだろうか?

このことを考えるヒントとして、以下に2つの事例を記載したいと思う。どちらが採用試験を突破しやすいか、実際に考えてみてもらいたい。

●A社:今回の募集で採用が決まらなくても良い。採用基準は下げずに、基準以上の人がいた時だけ採用すれば良い。
●B社:〇月〇日までにどうしても新しい人を採用する必要がある。

答えは、言わずもがなB社である。

ハンデのある方は、採用基準の高い企業の採用試験では、選考を勝ち抜くことは難しいので、どうしても〇月〇日までに採用しなければならない、といった企業側の事情がある求人に応募した方が、勝ち残れる可能性が高いのだ。

では次の場合はどうだろうか?

●A社:一次面接→二次面接→三次面接→採用決定
●B社:面接→採用決定

この答えも、同じくB社である。

ハンデのある方は、時間をかけて書類選考されたり、何度も面接をされると、徐々にメッキが剥げて、ボロが出てしまうため、短期決戦で採否が決まる募集に的を絞るべきなのだ。つまり面接の回数はできるだけ少ない方が、採用試験を突破できる可能性が高まるのだ。

ではこれらの条件を、実際の求人に当てはめてみるとどうなるのだろうか?具体的にはどの様な求人をチェックしたら良いのだろうか?

そのキーワードは「急募」である。つまり転職サイトで求人をチェックする時、「急募」の案件を中心に応募していくと、採用される確率が飛躍的に高まるのだ。なぜなら「急募」の案件は、〇月〇日までに採用しなければならないという企業側の事情があり、かつ面接から採否決定までの期間がとても短いからだ。どうしても「期日までに人を採用しなければならない」という企業側の事情が、実際の採否決定にも反映され、書類選考や面接でのチェックが甘くなっているのだ。

もちろんこれとて万能薬ではない。最低限の実力は必要だ。しかし企業が求めるキャリアとあなたの経歴が一致していれば、明らかに「急募」の案件は採用されやすく、狙い目なのだ。つまりハンデがあると自覚している方は、「急募」の案件を中心に応募していくと良いのだ。

また同じ様に採用されやすい求人としては、「複数名募集」がある。例えば、新規案件を受注した、または新規に営業所を開設した、などの事情で、急に人員が必要になった場合などである。

通常の募集では、「1名」の採用枠を巡って、他の応募者と競争することになるので、自分より有利な人が他にいれば、その人に採用が決まってしまう。採用試験はあくまでも他の応募者との比較で決まるからだ。しかし「複数名募集」であれば、もし他に自分より有利な人がいたとしても、「じゃあ、両方とも採用しよう」となりやすいのである。また中途採用でありながら、同期入社がいるというのも心強いだろう。これが「複数名募集」の利点だ。

同じ様な求人案件に「大量募集」というのもあるのであるが、これだとまた少し意味が変わってきてしまう。なぜなら「大量募集」をしている企業の中には、転職サイトや求人誌に掲載枠を確保していて、常時求人を出している企業もあるからだ。本当にそんなに企業が急拡大しているのだろうか?何か社員が辞めてしまう事情があるのではないか?そう疑ってみる必要があるだろう。

それから最も良いのは、「急募」で「複数名募集」の求人に応募することである。これが一番短期間で採用されやすい求人パターンだ。

しかし言っておくが、ここに書いたのは、あくまでも「ハンデのある方が、何としても採用を勝ち取らなければならない時」のためのアドバイスである。本当に実力のある人は、こういった大雑把な求人には応募しない方が良いだろう。なぜなら、「急募」や「複数名募集」というのは、「とにかく欠員を埋めなければならない」という事情で行う採用試験だからである。つまり企業にとっての補欠人員である。

間違っても経営幹部が「急募」で募集されることはないのだ。もし経営幹部の募集が「急募」で求人サイトに出ていたら、その様な会社は人事戦略の面でおかしいと考えるべきである。だから本当に実力のある人は、きちんとした幹部社員用の採用ルートから応募した方が良いだろう。

 

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