転職が決まってから辞めるべきか?辞めてから転職活動をすべきか?

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2016年9月10日 by bizura

この質問は、ほとんどの人にとって、さほど大きな選択肢ではありません。正しい答えは、「転職が決まってから辞めるべき」です。

しかし実際には、会社に勤務している時は、上司から、「辞める時は、後任への引継ぎもあるので、最低でも1ヶ月以上前には申し出るように」とか、酷い場合は、「まだ業務引き継ぎが終わってないので、退職は認めない」などと、引き留められることもあり、転職者を悩ませる原因になっていることも事実です。

以前に私が勤務していた会社ですが、「退職の場合は、退職の申し出の後、欠員募集を開始して、その後、採用→研修を経て、配属される時間的な余裕を考えると、最低でも2ヶ月前には申告して欲しい」と言う会社もありました。

転職はタイミングが全てですから、「2ヶ月後でないと退職させない」という言葉は、退職を考える人にとって大きなプレッシャーになります。いきおい実際に退職してから、やっと転職活動を開始するということにもなりかねません。

この点について法律では、正社員などの期間の定めのない雇用契約の場合は、退職申し出から2週間後には辞めて良いことになっています。だいたい1ヶ月程の余裕を見て退職を申し出れば、ほとんどの場合、問題になることはありません。

では契約社員や派遣社員など、期間の定めのある雇用契約の場合はどうでしょうか?期間の定めのある期間というのは、例えば○月○日~○月○日まで半年契約とか1年契約で雇用契約を結ぶ場合で、契約社員とか派遣社員では一般的な契約です。

残念ながら期間の定めのある契約の場合は、その期間内は、会社側からも辞めさせることができない反面、労働者側からも「やむを得ない事由がある場合」を除き、退職することはできません。こういった点では、契約社員や派遣社員は、退職の場面でも、正社員と比べると不利な雇用契約になっているとも言えます。

「転職が決まった」ということが、「やむを得ない事由」に該当するか否かについては争いがあります。まずは会社側とよく話し合ってみましょう。良心的な会社であれば、こちらの事情を考慮して、早めに退職できるように手続きをしてくれるはずです。

しかしそれでも、会社から「今退職されたら困る」と言われる可能性はあります。

しかしだからと言って、「退職後でないと転職活動できない」と考えるべきではありません。

そもそも転職では、○月○日までには転職が必ず決まるといった保証は何もありません。転職は欠員募集がほとんどなのでタイミングが全てです。どんなに実力がある人物でも、募集がなければ、採用されないのです。

履歴書や職務経歴書は完璧です、面接での対応にも自信があります・・そんな人でも、募集があるか否かはコントロールできません。実際に会社を辞めた後、どの位失業期間が続くかは、誰にも分からないのです。

山崎元さんという有名な経済評論家の方がいます。彼は転職回数が多いことで有名で、何冊も本も出していますが、「 転職哲学―気分良くはたらくための考え方 」という本の中に、転職の秘訣が書いてありました。そこには転職では、必ず転職先が決まってから辞めることが重要だと書いてありました。

労働者の付加価値にはいろいろな側面がありますが、「現在働いている」=「会社にとって価値がある」という側面があります。どんなに敏腕だと言われていたとしても、辞めてしまえば、ただの人にしか見えません。また失業期間が長くなると、そのこと自体が再就職のネックになるケースもあります。

転職が決まると、転職先からはできるだけ早く来て欲しいと言わます。欠員募集なのですから、当たり前ですよね。転職先には、「これから退職を申し出るので、引き継ぎで時間がかかるが、○月○日からは勤務できます」と伝え、強い意思表示を示すことが大きなアピールになります。

 

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